平成最後の夏 〜 人のために生きるということ
こんにちは。
辻之内です。
残暑お見舞い申し上げます。
異常気象が続いた今年の夏でしたが、皆様お元気でいらっしゃいますか?
8月も末日ですね。元号『平成』の最後の夏となりました。
8月13日から16日は旧盆ですが、終戦記念日がお盆の最中であるのも歴史的な偶然です。広島・長崎への原爆投下、そしてもう33年も前になりますが日航ジャンポ機の墜落事故(12日)、犠牲になった方々への慰霊行事がこの時期になると各地で行われます。自然と手を合わせたくなります。何年経ってもご家族の方の悲しみは癒えるものではありません。
そしてまた今年の8月にはたくさんの感動もありました。まだ記憶にも新しいかと思いますが、大分県で2歳の男の子が行方不明になり、必死の捜索の3日後に78歳のボランティアの方が30分で見つけ出しました。その方は何十年営まれたご自身の仕事を引退後、これまでお世話になった方々へのご恩返しとボランティアをはじめられました。
ご年齢を聞いて驚きましたが、強靭な体力とそして何よりもオーラさえ感じる生命力と使命感。単なる趣味では語れないほど、確固たる意志をもってボランティアに専念していらっしゃいます。ひと様のために生きるということは、ひいては自分のために生きることでもありますが、あの方の2歳児を見つけた時の満ち足りた表情が忘れられません。とても美しいと思いました。
人さまのために生きる・・自己犠牲ではなく、共に喜びを分かち合う為に何かをしたいという気持ちは持って生まれた人間の本能だと思います。
セレンテを運営し、もう100組をも超える方々のご成婚を見守ってきました。皆様に幸せをいただき、また皆様から生命力をも授かっています。そのエネルギーが、皆様のお幸せを引き寄せる力になっているのだと感じています。
季節は巡ります。平成最後の夏が終わろうとしています。個人的にも平成の夏はいろいろな想い出が詰まっています。忘れ得ぬ平成30年の夏となりました。
皆様にとりましても、今年の夏が今後の人生に大きな影響を及ぼすような、そんなひと夏でありました事を心から祈っています。
2018年8月31日
辻之内節子