アドラー心理学『いい結婚』とは・・
皆さまこんにちは。
CELENTEの辻之内です。
ようやく秋らしい気候になって参りました。これからは読書や音楽や展覧会など、いろいろ楽しむいい季節となりましたね。最初のお見合いも室内のラウンジを出て、庭園や公園などを散歩するのもよろしいかもしれませんね。きっと素敵な話題に花が咲くことでしょう。
かつては、結婚はそれほどハードルの高いものではありませんでした。『普通に生活していれば誰もができるもの・・』であったのです。社会システム(会社、地縁、血縁)などに乗っていれば多くの人は自動的に結婚していたのですが、現代では、本人の『努力』がなければ『結婚』には至り得なくなってしまったようです。
日本の少子化・晩婚化は今後ますます進むでしょう。多くの方が自分らしい生き方をしたいと考えるようになりました。ご自身のお幸せにとって何が本当に必要なのか・・と考えなければいけません。その答えを考えていく上で、参考になるのが、アドラー心理学です。アドラー心理学の詳細についてはここで触れませんが、アドラーが基本課題としているのが、『仕事、友情、愛』です。そして、愛と結婚こそ、幸福の最高の形である・・・と言っています。では、アドラー心理学では、どんなパートナーを結婚相手として選ぶべきだと考えているのでしょうか・・
『いい結婚』の条件とは・・
① 知的な適合性があること。
② 身体的な魅力があること。
③ 友情を育み、維持する能力があること。
④ 自分よりも相手への関心が高いこと。
⑤ 職業を遂行する能力と関心があること。
⑥ 相互協力の姿勢があること。
『良くない結婚』『してはいけない結婚』とは・・
① 経済的な安定のための結婚
② 相手への同情からの結婚
③ 召使い代わりを手に入れるための結婚
④ 現実逃避の結婚(目の前の困難なことから逃げるための結婚)
⑤ 恋人に振られ、振った人にあてつけるための結婚
いかがでしょう・・・
『いい結婚』『幸せになる結婚』へのより具体的なイメージを持って、良き仕事を得、良き仲間を得、かけがえのない『愛と結婚』を得るための、『賢い』結婚に向けての活動をしていただきたいと心から願います。
2011.9.23
辻之内節子